2018年07月25日

白内障の治療薬は人用も犬用もない!進行を止める薬はいかがわしい!手術は犬の場合は危険!サプリメントは詐欺商品!

人も犬も加齢と共にいろんな病気になりやすくなる。自然の摂理だ。宿命だ。
その病気の一つに加齢性白内障がある。
目のレンズの役目を果たしている水晶体が加齢と共に白く濁ってくる病気だ。
人の場合は、40代では全体の約40%、50代で約65%、60代で約75%、70代では約85%にも上り、80代以上ではほぼ全員に加齢性白内障の症状があるとのこと。

 日本白内障学会は白内障の治療薬はないと公表している。
白内障は水晶体のタンパク質が白化したものなので、元に戻すことはできない。
火傷(やけど)の皮膚などのタンパク質は一度変化してしまうと元には戻らない。 不可逆変化と言う。

 白内障の進行を遅らせると宣伝して病院などで販売されている薬が一つだけある。いかがわしい薬だ。成分名をピレノキシンという。商品名は二つある。
 
 厚生労働省は、そのピレノキシンには薬効がないと公表している。
なのに、未だに眼科病院では販売して儲けている。 詐欺商売だ。
詳細は2011年に書いた随想 白内障の治療薬は無い!人用も犬用も! 進行を遅らすという点眼薬はインチキ商品だ にある。

 ネット上にはアメリカの特許を取ったと宣伝広告している点眼薬が販売されている。安易に信用すると騙される。人用も犬用も一ヵ月の薬代が約1万円だ。
生涯にわたり点眼すると多大な費用になる。

 なお、サプリメントで白内障は治らないし、進行が遅くなることもない。
つまり、白内障用のサプリメントはすべて詐欺商品だ。
ネット上には沢山の商品が宣伝広告されている。騙されないことが肝要だ。

 人用や犬用のどのサプリメントも世の中にあってもなくても良い商品だ。
高価なのに無益な商品だ。
業者が儲けるためだけの理由でだまし売りしている、いわば、気休め商品だ。

 犬の場合も人と同じような傾向で加齢とともに白内障が発症していると見て良いだろう。
犬の実年齢を5倍すると人の年齢に相当する。


 
 愛犬のパロは11歳を超した。人なら55歳を過ぎた。
そのパロは飼い主が話しかけている間はじっと飼い主を見る。またたき一つしないで黙って見つめる。
 そのパロの目の水晶体部分がほんのわずかに霞がかっているように見える。
もしや加齢性白内障の初期症状ではないかと思っている。
まだ、断定できるほどの症状ではないが、気になっている。
それで、犬の白内障についてネットで勉強してみた。

 実は、「愛犬問題」の開設者のParoownerは75歳の頃に白内障の手術をした。
その当時、世界で最先端技術と言われたプレチョップ法だ。
麻酔は点眼による局所麻酔だ。
手術は検眼鏡のような機械に目を当てるだけだ。
時間はわずか3分ほど。両眼で数分だ。
全く痛みも痒みも感じなかった。
手術直後からびっくりするくらい良く見える。
病院指定の抗菌剤の点眼液を薬局で一月分買って、その日のうちに帰宅した。
その後の定期検査は良好だった。
点眼液は毎日3回さし、一月で完全に使い切った。

 手術をしてわかったことは世の中のすべてが明るく見えることだ。
手術以前は濁った水の中で潜水しているような霞んだ世界しか見てなかったのだ。
 テレビで好きな女優の顔を見て、こんなにも綺麗な人だったのだと感嘆したほど鮮明なのだ。鮮明に見えるのは「当たり前です。」とつぶやいた若者がいた。

 手術したことで、もう一つ良いことがある。
眼鏡の度数が生涯変わらないことだ。
これから残りの一生は眼鏡を買い替える必要が無いのだ。
物理的に眼鏡を壊したり、デザインなどに飽きない限り、生涯同じ物を使える。

 更に、細かいメリットの話をする。
白内障の手術をして人工の水晶体を目に入れると、その水晶体が安定した度数を示すようになるには最低でも一月はかかるとのこと。
つまり、手術直後に使う眼鏡は仮の眼鏡だと思った方が良いと医者から言われた。
その眼鏡が現在大活躍している。この文章を書くのに使っているのはその眼鏡だ。
 なぜか。
その仮の眼鏡はパソコンの画面が鮮明になるように焦点を絞って作ってもらった。
外出用の眼鏡よりも屋内用の眼鏡を重視して仮の眼鏡を作ってもらったのだ。
正解だった。
加齢と共に外出は少なくなり、パソコンに向かっている時間が圧倒的に多い。

 遠近両用の外出用の眼鏡でもパソコンを操作するのに問題はないが、やはり、文字の鮮明さが少し違う。
遠方も屋内も同じ一つのレンズで見るのには無理があるのだ。
人は加齢と共に外出は少なくなり、屋内で過ごす時間が多くなる。
だから、手術後の仮の眼鏡はパソコン用や読書用眼鏡として作ってもらうと良い。
20~30m範囲なら、即ち、屋内での生活には何の支障も無く使える。ハイ。

 犬の白内障の話に戻す。
 では、犬の白内障の手術はした方が良いか、しない方が良いか。
パロの場合は、もし、現在白内障の初期状態であり、将来進行したとしても
手術はしない。
理由は上記のように人工レンズが定着するには最低でも一ヶ月はかかるからだ。

  人の白内障の手術後一ケ月間の厳守事項

絶対に目をこすってはいけない
洗顔時も目に指やタオルが触れないようにする。
就寝時には無意識に目をこすらないように特殊な眼鏡をかける。
防塵眼鏡のような物を病院で買う。
寝ているときのことなので、自分で取り外しはしないかと心配もした。
・走るなどの運動も厳禁
目に汗が入るのも厳禁
目にゴミが入るのも厳禁

 犬にその禁止事項を守らせることは簡単ではない。
犬の白内障が手術では治らない大きな理由は、その禁止事項が守れないことだとネット上にも記述がある。
手術が成功したあとに約50%の犬が禁止事項の不履行で失敗しているとのこと。
失敗した犬は、手術前よりも悪い視力になるようだ。

 獣医は手術して金さえもらえば、あとは飼い主の責任だ。
つまり、獣医は手術後の禁止事項の完璧な注意喚起を怠っている。
注意を徹底しすぎると、手術に踏み切る飼い主が減るからだ。

 なお、犬の白内障の手術代は 片眼で30万円ほどだ。両眼だとその倍。
そのほかに一週間の入院費やその後の定期通院や点眼薬の代金などが必要だ。

  人も犬も白内障が進行して重度になると失明するとネット上には書いてある。手術を勧めるための一種の脅し文句のような感を持っている。
重度の白内障になると、確かに物の識別はできなくなるだろうが、暗黒の世界に置かれる訳ではない。光は透過する磨りガラスの世界になるだけだ。

 白内障は年月をかけて徐々に進行してくる。
犬はその間に生活する上で必要な対処法を自分自身で習得する。
ご自分の愛犬が実際に重度の白内障になっている飼い主の話によれば、一緒に散歩もできるし、屋内での生活もそれほど支障を来さないとのこと。

 この下のコメント欄にも、 失明した愛犬が「まるで見えてるかのように椅子やテーブルを避け、トイレや水飲みも全く問題なく部屋の中を歩いてます。」との投稿がある。

 関連随想集
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  撮影:2018年7月14日:11歳2ヵ月:白内障の随想を書いた日
 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿!
posted by parowan at 21:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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